ニッケ教育研究所顧問であり甲子園大学心理学部専任講師の市川祥子氏が、本年8月18日に取材を受け、その記事が10月22日発行の 「日刊繊維総合紙 繊維ニュース」 に掲載されました。
ニッケ教育研究所は、市川顧問を中心に学校制服に関する研究に取り組んでいます。また、学会等で発表された研究成果をもとに、「繊維ニュース」の「スクールユニフォーム特集」を通じて情報発信を行っています。学術的な知見をわかりやすく社会に伝えることで、子どもたちの学びの環境づくりに役立てたいと考えています。
社会心理学の観点から、今回、「学校制服の価値構造に及ぼす費用条件の影響 ─無償・有償シナリオによる評価の変化の検討─」をテーマに調査・分析した研究内容が紹介されました。研究では、学校制服の価値評価は、費用負担の有無によって評価水準だけでなく、その認知構造も変化しうることが示唆されました。
学校制服をめぐる議論では、経済的負担感に関心が集まりがちです。しかし、そのことによって見えにくくなっていた学校制服の価値構造、すなわち人々が学校制服をどのような観点から評価しているのかが明らかになれば、学校制服の意義について、より多面的に説明することができるかもしれません。
市川先生は今後も、学校環境や教育環境の改善、子どもたちのより良い人間関係形成に役立つ研究をさらに深めていく予定です。


